2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

外的世界の拡大は内的世界を深化させる

「月刊ビジネスデータ」4月号が届いた。この雑誌での連載も17回目になる。与えられた連載テーマは「ファシリテーションの技術」というのだが、内容は新しいリーダー論を意識して書き続けている。4月号では探検論を展開してみた。

「警察は最も図を必要とする」----警視庁部内誌「地域活動」特別号

平成15年に警視庁からインタビューを受けたことがある。「地域活動」という部内誌に「有識者から見た地域警察」という連載であるが、この連載も10年続いたとのことで、特別号を出すことになり、写真入りのインタビューが再録された。 本誌は、その道の「…

「座右の銘」を持っていますか?

著名人100人の「座右の銘」をまとめた小冊子を見かけた。「こころに響くことば」」(PHP創刊60周年記念)。「保存版」とある。人間関係、人生、仕事、勇気、人間力などの切り口で整理してある。それぞれに大事な言葉に本人の7−8行の解説がついている…

珍しく夜の宴席が続いている

今週は、珍しく夜の宴席が続いている。今日午後は、大学の第二キャンパスである太白キャンパスで行われた今年度最後の評議会に出席した。大和キャンパスから貸切のバスで出かけたが、30分強で到着した。三角形の形の印象的な山容の太白山のふもとにある新キ…

素敵なキャリアウーマンたち

大崎市での本年度最後の行政改革推進委員会。住民ニーズ・政策プライオリティ・内外のコミュニケーションをキーワードとした独自の行革プログラムの形が整った1年だった。来年度は実行の年になる。そのまま仙台へ。夜は、この春から重要な役職を担うことにな…

「現代日本人のための生き方を考えさせる本」3冊

「知研フォーラム」に書評を連載するようになった。4月発刊の同誌への2回目の原稿を書いた。毎回、何らかのテーマで統一して数冊の優れた書物を紹介するという趣向にしていきたい。「書評を書く」ことを課すことによって、いい本を選び真摯に読むという習…

新著「残業はするな、前業をせよ!」の書評がウェブ上に出始めた

安藤美姫の金メダルと浅田真央の銀メダル。都知事選のつばぜり合い。能登半島の大地震。世の中は刻々と動いている。新著の書評がウェブ上にいくつか出てきた。若いビジネスマンに勇気を与えることができたら嬉しい。

「団塊世代活働機構」準備会で講演---団塊世代のライフデザインを構想する

仙台にある東北福祉大学は、全国的には野球やゴルフなどのスポーツ面で有名だ。大魔神・佐々木投手や宮里兄弟などゴルフ界のスターが継続的に出ている。また、新しい学部設置や新事業を展開しているし、弱点であった交通面でもJR仙山線に東北福祉大学駅を…

「東大のこと、教えます」(東大総長・小宮山宏)

東大の小宮山総長の本は、「ウェブ進化論」の梅田望夫さんが推薦していたので読んでみた。この二人はプレジデント1月号で対談していて読んだことがある。小宮山総長が、東大の教授にならないかと梅田に提案したら、「先生からそういわれたら、1000人のうち99…

宮城大学・大崎市 連携協力に関する協定書調印式

旧古川市と周辺6町(鳴子町・岩出山町・三本木町・松山町・鹿島台町・田尻町)が合併してできた大崎市は、人口14万人、面積800平方キロの宮城県3位の都市である。合併と同時に就任した市長は、県会議長からの転身した。職員総数約1400名。直線距離で80キロあ…

映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」--チンギス・ハンをテーマとした日本映画

春分の日。午前中は犬の散歩の後、原稿書き。午後は、スポーツクラブでヨガを1時間。その後、近くのシネマコンプレックスで映画を観る。「蒼き狼 地果て海尽きるまで」というタイトルのチンギス・ハンの物語だ。4ヶ月のモンゴルでの現地ロケ、出演者全員が日…

小椋佳が作詞作曲の学歌「風上の息吹」が心に沁みた卒業式

平成18年度の「卒業証書・学位授与式」が行われた。今年度で創立10周年になるから、学部卒業は7回目、大学院卒業生は5回目になる。今年の卒業生は294名。馬渡学長からは、「大学は人間形成と人間関係形成の場」「他者の利益を図ることで自らの利益を図ること…

宮城県市町村職員研修所で講義

午前中の学内会議を終えて、午後は宮城県市町村職員研修所で講義。「研修指導者フォロー研修」という講座だが、受講生は市町村の新入職員などの講師をつとめるクラスの公務員。所属は以下のとおり。男性9名、女性7名。顔見知りもいる。塩竈市総務部政策課多…

イラク戦争開戦時の賛成論者と警鐘を鳴らした専門家の発言−−朝日新聞の「イラク 報道と言論」から

朝日新聞の「検証イラク 報道と言論」。14日と15日は、新聞主要五紙の社説の検証だった。16日と17日は開戦当時の賛成派と反対派の言論の検証だった。16日は、賛成論者二人。田中明彦東大教授と、山崎正和氏。田中明彦(東大教授)03年3月9日 毎日新聞「時代の…

秩父の「こいけ」で絶品の蕎麦と大吟醸を楽しむ

日帰りで秩父に行って来た。池袋から西武新宿線で1時間半ほどで最終駅が秩父である。山の中をゆるやかにのぼっていくので、秩父は寒いという印象がある。雪が降るという予報だったが、意外に暖かかった。ここ10数年この季節に通っているが、一番暖かかったか…

「残業はするな、前業をせよ!」(久恒啓一著・大和書房)

大和書房から出す新著の見本が届いた。いつものことながらできあがった本を手にするときは心のときめきを覚える。白いカバーにブルーの文字でタイトルが踊っている。この本はタイトルや表紙の説明が斜めに記されているのが面白い。若い人向けのさわやかな装…

朝日新聞の「検証 イラク報道と言論−−主要五紙 社説を比較」が興味深い

朝日新聞がイラク戦争についての検証報道を行っている。3月14日と15日の朝刊に、イラク戦争の節目にあたっての主要五紙の社説を比較検証したものだ。主要五紙とは、朝日、毎日、読売、産経、日経の五紙である。イラク戦争で米国が泥沼に入り込みあえいでいる…

日本人の品格---文化総合誌「邪馬台」(郷里・中津の同人誌)が届く

郷里・中津の同人総合誌「邪馬台」の2007年春号が届いた。季刊誌で通算162号だから40年という途方もない時間をこの雑誌は生き抜いてきたことになる。巻頭言:この国は何処へいくのか評論 :日露戦争後の満州をめぐる日中関係について 生麦事件と薩英戦争翻訳…

県立大学教授のビジネスモデルを体現:天明教授最終講義

同僚の天明茂教授がこの3月で定年を迎える。その最終講義が宮城大学で行われた。政界・産業界・行政・NPO・農業関係者・市民・大学卒業生など各界の方々が、240名ほど集まり、200人収容の教室は溢れるていて立見も出た。宮城・仙台の地に深く根を張った天…

今年一番の雪の日は、今年最後の入学試験の日

今年一番の雪の日は、今年最後の入学試験の日となった。交通機関の遅れによる受験生の遅延を心配したが、杞憂に終わった。私の所属する事業構想学部は、この後期入試は昨年の倍率を上回った。私たちの受験生時代と違って、今はいろいろな形態の入試があって…

「わくわく授業」「トップランナー」「あの人に会いたい」「新日曜美術館」---日曜日の夜のNHK教育テレビ

日曜日の夜はどのように過ごしていますか?午後8時からのNHKの大型ドラマが面白いテーマのときは連続して観ているが、このところ自宅に居る時はNHKの教育テレビをよく観ている。夕刻6時からの「わくわく授業」。昨年この番組で取りあげられるという話…

NPO法人知的生産の技術研究会の理事会・総会・講演会(青木匡光)・懇親パーティ

土曜日は理事長をつとめているNPO法人知的生産の技術研究会の理事会・総会・講演会・懇親会が続いた。11時半から最後は夜まで。東京・東中野のテラハウスが会場。11時半からの理事会では全国の支部の代表である理事たちと久しぶりに懇親も兼ねて今後の方…

湘南新宿線

横浜で用事がありそれから新宿に出ることになった。直線では近いはずなのだが、品川に出て山手線で行くしかないのかなあと、ホームで待っていたら、湘南新宿線という表示が目に入ったので、乗ってみた。神奈川県のずっと南の方からやってきて、横浜、大崎、…

ウィルコムのW−03esを使ってみて

ウィルコムのW−03esを買ったのは昨年10月」だったから、使い始めてもう半年近くになる。以下がこの機材のPRポイントである。外出先でもメールチェックができる。小型のキーボードがついている。ワード・エクセル・パワーポイントが使える。インターネッ…

なにごとも百を超えると卒業というか入門というか、ある壁を越える、、、(百説)

全国各地をあるテーマを持って旅をしている。主に明治・大正・昭和の時代に活躍した偉人を顕彰した人物記念館を訪ねる旅である。古くは福沢諭吉・後藤新平あたりから新しいところでは岡本太郎・司馬遼太郎といった時代に焦点をあてている。出張や講演の折に…

「今日も生涯の一日なり 2 2006年版」---ブログの自費出版本を手にする

このブログの2006年の一年分をまとめた本(自費出版)ができてきた。「今日も生涯の一日なり 2 2006年版」である。昨年はじめてつくった本は、このブログを始めた2004年9月28日から2005年12月31日までの一年半のまとめであり、総ページ数は471ページだった…

学士会発行の「U7」という雑誌に7ページのインタビュー記事

「U7」という雑誌のインタビューが載った号が届いた。この雑誌は学士会という団体が出している若い会員向けのもので、旧帝大の七つの国立大学卒業生が会員である。3月号は、九州大学法学部卒業の私と、東京大学教養学部卒業の野球選手だった遠藤良平氏が登場…

「記念館も競争の時代です。サービス向上で多くの人を呼び込みたい。」(横井小楠記念館)

熊本の人物記念館は入館料200円と一律であること、そしてそれぞれの館長さんがサービス精神が旺盛であることが特徴であり、気持ちがいい。タイトルにある「記念館も競争の時代です」は横井小楠記念館の館長さんの名言である。周到に準備された系図や人物名な…

湯布院の山下清、熊本の夏目漱石、徳富蘇峰・蘆花、小泉八雲

湯布院山下清原画展。放浪の天才画家・山下清(1922-1971)の描いた原画を展示した美術館。花火が大好きな山下清の絵が印象に残った。「山下清収集者の会」が主催する原画展。線路伝いに日本中を放浪するが、線路伝いなら迷わない、そして寝るのは駅舎だった…

大分県国民健康保険団体連合会で講演

大分県で講演。主催は国民健康保険団体連合会という組織である。参加者は大分県内の市町村の保健師。ほとんどが女性で80人弱の人数だった。テーマは「図解思考と市町村保健活動」。場所は市町村会館だが、大手町の大分県庁のすぐ隣にある。少し時間があった…