2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

社会人大学院生対象の授業は楽しい--秋学期始まる

今日は、多摩キャンパス、九段サテライト、品川サテライトキャンパスを移動しながら、仕事をこなした。 午前は多摩キャンパスでマネジメントデザイン2の授業。今回までは導入ということでゆったりとすすめた。来週から本格的にやっていくつもり。 昼食時は…

多摩大秋のリレー講座--寺島実郎学長「シェールガス革命」

寺島実郎監修リレー講座「現代世界解析講座 2011年秋学期」。総括テーマは、「21世紀初頭の10年を超えて」。 各界の碩学を講師として迎え、リレー講座として日本と世界が置かれた歴史的位相を多面的な視点から再検討し、その今日的課題を解析するプ…

AO入試。銀座で仲間と懇親。相田みつを、、。

午後からAO入試の面接官として同僚の清松先生と男女二人の受験生を担当した。多摩大は「現代の志塾」という教育理念に沿って運営されており、経営情報学部のAO入試は「志入試」として、受験生の志の有無、内容などをテーマとした面接を行っている。そも…

ゼミ選択の季節

大学ではゼミの選択が重要だ。先生や分野を選ぶことになるので、後々大きな影響が出て来る。10月中ごろに説明会があるので、ゼミ生が作った配布資料の準備にかかる必要がある。昨年の資料を改変するというスタイルでつくってみたい。以下、修正版作成の途中…

知研セミナー「英語に強くなるためのダブルセミナー」

NPO法人知的生産の技術研究会(知研)の例会セミナーを九段の文庫カフェで開催。テーマは、「英語力」。 2人のうち1人の講師は、会員でもある池辺八洲彦(筑波大学名誉教授)さんを予定していたが、事情により「英語力本当のところ 入門」http://iiamsur…

「土門拳の古寺巡礼」二つの視点がぶつかった時がシャッターチャンス

土曜日。 教授会。秋学期が始動! 秋の卒業式。 秋の卒業生11人の卒業式。就職状況を聞いてみたら、船舶関係のの営業、自動車メーカーの関連会社、、、など。 変わり種は、アクション俳優として身を立てる学生。千葉真一のプロダクションに入る。まずは仮面…

先生(藤野)は世には無名の人 己(魯迅)には極めて偉大な人

2005年2月12日に「青葉城。正宗・晩翠・藤村・魯迅・次郎」というタイトルでブログを書いている。仙台の青葉城のあたりを散策したときのことを書いたのだが、その中で魯迅碑について4行ほど説明している。この説明について、2001年9月17日付で「楽天ブログ」…

どのように夏休みを過ごしましたか?

昨日に引き続き、夜は開高健のBS番組を観た。 開高はルアー一筋の釣師だった。本物の餌を使わずに、針が付いていて、動きや色、匂い、味などで、直接魚を誘うものがルアーだ。開高によれな餌釣りは老人と子供のやることだそうで、大人はルアーフィッシング…

厨より パン焼く匂ひ 武具飾る--宇都宮靖句集「周防灘」

BSで開高健の番組をやっていた。30年前に51歳の開高はアラスカのベーリング海峡のセント・ジョージア島でオヒョウという巨大魚(現地語ではハリバト)を釣る。そして毎日そのオヒョウのすべてを食べ尽くすため料理人を連れて行く。当時29歳の谷口博之だ。そ…

芸に遊ぶ--マダム貞奴と川上音二郎、福沢桃介

茅ケ崎市美術館で「川上音二郎と貞奴展」が開催中だ。茅ケ崎はこの二人が家を建てて住んでいたことと、音二郎の没後100年、貞奴の先端140年であることにちなみ記念展覧会を催した。 茅ケ崎は政治家や大富豪が田舎の別荘を建てる土地として開けつつあった。こ…

郷里・中津市の文化総合誌「邪馬台」発刊45周年号

郷里・中津市の文化総合誌「邪馬台」の2001年秋号が届く。この同人誌は発刊45周年を迎えた。季刊で通巻180号だからこの間、一度の休みもなく続いている。今号も176ページあり、評論、詩、漢詩、旅行記、随筆、自分史、研究、短歌、川柳、俳句、創作という…

心に響く言葉を挙げてごらん、あなたがどんな人かあててあげよう

人によって心に響く言葉は違う。人が好きな言葉はその人自身を形成している。最近の収集から。開高健 危機と遊びが男を男にする 松前重義 敗戦興国 岡田三郎助 残るものは絵だけだよ。絵かきはそれで能(よ)いのだよ 若山牧水 足音を忍ばせて行けば台所にわ…

開高健記念館--危機と遊びが男を男にする

神奈川県茅ケ崎市にできた開高健記念館を訪ねた。茅ケ崎には橋本駅からJR相模線というローカル線で一時間弱かかる。林と田んぼの中を優雅に走り、気分がゆったりする。いまだにボタンを押してドアを開くというやり方で、やや戸惑う。車内に入ると冷房が効…

大学院デー(学位授与式・入学式・謝恩会)

10時40分から学部運営委員会。中期計画の議題が中心。秋から本格的な議論と策定へ。13時半に寺島学長到着、いくつか報告。松前重義についても話題に。14時から大学院の学位授与式。 学長 経営の柱二つ。1.時代認識があるか? これが半分くらいを占めている…

「昭和の怪物」松前重義の波乱万丈人生

敗戦の一年前に42歳の時に、通信院工務局長という勅任官であった松前重義は、東條内閣を公然と批判していたため懲罰召集をかけられ、陸軍二等兵として南方に送られる。この時、もう一人の内閣打倒の工作を練っていた政敵・中野正剛を東條首相は自決に追い込…

同級生と痛飲

母親の同人雑誌の仲間の友人達から昼食会に招かれる。中津の同人誌に書いている、「人物記念館の旅」や私の著作の愛読者だそうだ。 全員が私より年上の女性たちだが、ご馳走を準備していただいて、母親を中心に話に花が咲いた。終わって、故郷の象徴の八面山…

図解思考で問題解決力を高めよう=考える大学の職員への道

熊本学園大学の平成23年度一般職員研修会の講師として一時間半の講演を行った。 研修自体は丸一日で、全体テーマは『大学の方針目標を理解して現状を分析し、課題を明らかにして、考え解決できる職員を目指して』である。 午前中は岡本学長講話『マスター…

松前重義

熊本の松前重義記念館を訪問ーー敗戦興国

羽田から熊本へ向う。 熊本学園大学の岡本学長にわざわざお出迎え頂いて恐縮する。 空港から近い蕎麦屋で鴨なんばんをいただきながらお話を伺う。学長車で熊本への途中にある松前重義記念館を一緒に訪ねた。 松前は1901年生まれ。東海大学の創業者であり…

いい人生はいい言葉を生み、いい言葉はいい人生を創る--致知手帳

雑誌「致知」を出している致知出版社が、「2012年版致知手帳」を刊行した。 この手帳は、その年の雑誌「致知」に登場した人の話の中から、日々の糧となる言葉を選び、50本強ほど掲載している。この「致知の言葉」という名言が好評で、名言故に手帳を買う人が…

オール多摩大同窓会連合による寺島学長セミナー

本日は、2001年の「9・11」から10年。そして2011年の「3・11」から半年にあたる。東日本大震災と米国同時多発テロに関する番組が多かった。 昨日、多摩大の大学院同窓会と、経営情報学部とグローバルスタディーズ学部同窓会のオール多摩大合同セミナー…

ひと仕事 終えて一気に 秋ビール 「道の駅」現地調査終了。

10時からNPO法人東北みち会議の関係の会議室を借りて、岩手(中庭チーム)、宮城(久恒チーム)、福島(松本・酒井チーム)の3チームの情報共有会を開催。最初の40分間を使って各チームのまとめ作業。 各チームの代表者による5分間の現状、課題、提…

道の駅路田里はなやま。道の駅おおさと。

一関市の宿を7時45分に出発し、栗原市花山の路田里はなやまに到着。 花山地域開発株式会社の代表取締役の佐藤倫治駅長と、同じく店長の三浦勇市店長にお会いする。お二人は、自然薯(ジネンジョ)の館の責任者だ。自然薯は山芋の一種で、この道の駅の一押しの…

津波で壊滅した道の駅大谷海岸はまなすステーション

道の駅津山もくもくランドの西條駅長のご自宅に泊めていただいて遅くまで談論風発。朝食後、出発しまず追分温泉で朝風呂。南三陸の津波被災者とボランティアを受け入れている。南三陸町から住吉町へ続くの惨状を見ながら北上し、道の駅大谷海岸はまなすステ…

道の駅上品の郷。道の駅津山もくもくランド。

泊まった鳴子温泉郷を7時45分に出発。岩出山、古川を経て石巻市の道の駅上品の郷に到着。 ふんだんに木を使ったやすらぎを感じる建物で、販売所として 、レストラン、ふたごの湯などの大きなブロックに分かれている。 駅長の太田実さんにお話を伺う。この道…

道の駅三本木やまなみ。あら伊達な道の駅。

8時に仙台市内のホテルを出発。泉、富谷と懐かしい場所を通って、9時20分に大崎市三本木の道の駅に到着。 10時から駅長さんにインタビュー。株式会社大崎市三本木の振興公社代表取締役の遠藤さん。インタビューにはnpo法人東北みち会議の安藤さんも同席。以…

道の駅村田を訪問

道の駅「村田」を訪問。 12時に仙台駅で集合。岡君、福本君、日吉君。マツダレンタカーでエルグランドを借りて、市内から東北道を通って道の駅「村田」に到着。道の駅の80席あるレストランで昼食を摂った後、事務所に伺う。 この道の駅は財団法人村田ふる…

明日からの東北「道の駅」調査の準備

明日から東北「道の駅」調査。一週間。この土日は準備に追われた。 福島チーム、宮城チーム、岩手チームと3チームに分かれて今回の東日本大震災の被災時に活躍した道の駅の実態を調査し、今後の役割を探ることになる。多摩大学の正式なプロジェクトで、教員…

「ジブリの哲学」(鈴木敏夫)-企画は半径三メートル以内にいっぱい

スタジオ・ジブリの代表取締役で名プロデューサー鈴木敏夫が語る、ジブリの作品史とそれを巡る登場人物史である。もちろんその中心は、宮崎駿である。1948年生まれで団塊世代の鈴木は、徳間書店に入り、「週刊アサヒ芸能」を経て、日本初のアニメーション雑…

あなたはイケダハヤトを知っていますか?

12時。丸善の隣の丸の内ホテル。熊本学園大学の岡本学長と食事。再来週にこの大学で講演をすることになっている。元の熊本商科大学。昨年熊本でお目にかかっているし、大学の先輩でもあり、温厚な人柄なので、話も弾む。14時半。九段の文庫カフェで、出版社…